最近思うこと
僕はアウトプットを出すのが苦手だ。
この言葉の意味することはわかっているつもりである。
そう、無能なことを自ら露呈しているのと同意。
しかし、そんな自分を変えたい!しっかりとアウトプットをしっかり出せる男になるために、
一度今のカッコ悪い自分をしっかり受け止めようと思ったので、エントリーすることにした。
なぜ苦手だと思うのか?
最近、よく就職活動のおかげで、自分の人生を振り返る/自分と向き合うことが多い。
エントリー時に必要な、ES・履歴書等は、Web系企業でインターンシップ・アルバイトに恵まれたり、友人とヒョンなことから始めた勉強会を主催をしているなどの経験を送ってきた恩恵もあって、文章力の欠如という問題があるため作成には時間はかかるが、エピソードに困らないでスラスラと書ける。
しかし、Software Engineer 系の書類選考の一つとして求められる 課題提出*1は別である。
なぜなら僕は、「自ら誇れるプロダクトを作ったことがない」 からだ。
困った挙句、だいたい以下の二つのどちらかについて書くことが多い。
どちらについても、下記の理由から、提出するたびに、何かしらのもどかしさを覚えてしまう。
- 上のプロダクトについては、一年以上前に作成したものでかつアウトプットの精度が低い。
- 下のものについては実際に激安で北海道・沖縄のチケットが取れて、プログラミングができることの素晴らしさを大いに感じられた思い出深いスクリプトであるが、何せ規模が小さいため、今までの集大成じゃないよな・・・と思ってしまう。
その他にも、プロジェクトが中途半端に終わってしまった実らせられなかったプロジェクトがいくつかあったという経験から、
成果物を残すといったことに、苦手意識を持っているのだろうと、考察している。
問題はどこにあるのか?
「かっこいいプロダクトが作りたい!」と思うばかりに見栄を張りすぎてしまい、始めから高い完成度のものを作ることに拘ってしまう傾向があり、プロトタイプを作ることを無視して、完成まで壮大な計画を立ててしまい、そのためプロジェクトが終息しないもしくは、どうにか動くところまで漕ぎつけて作りきりで終ることが多かった。
完成度の低いシステムを認められない考えが最大のボトルネックであり、成果物を生み出せないスタイルの諸悪の根源となっているのでは? と考察している。
だから イニシャルムーブメント まで最短経路で開発
「シンプルに考え、本質的な機能のみを実装し、それらをつなげて、とりあえず動かす。」
ことを心掛けて何回か try してみたが、今までの完全なものを求める思考を捨てられずに、細かい部分に拘ってしまうことが多々あり、同じ失敗を繰り返してしまった。
しかし諦めずに、イニシャルムーブメントまで駆け抜けることを最優先に意識して、システムの核となる部分をまずに実現するような開発スタイルが身に付けられるように、tryしていきたいと、思っている。
否定ばかりではなく、肯定的にも捉える
同時に、今まで作ってきたものを否定的なところばかりに捉えるのもよくないと思う。
システム的に完成度が例え低くても、システム構築を通じて、できなかったことが、できるようになったことが絶対あったはずなので、そこは肯定的に捉えてニヤニヤして自己の自信に繋げられるように思考を変えたい。
さきほどの卒業研究のシステムにおいて考え直すと、システム的には完成度は低かったが、1ヶ月という短い間でPythonを覚え、自然言語処理を学び、自然言語処理ツール・クラスタリングツールを使いこなせるようになったんだと、そう考えるとものすごい成長をしていたんじゃないかと、この文章を書いてみて思った。
そう、ポジティブな面を自己の自信に。ネガティブな面はしっかり振り返り、失敗した原因を振り返ることで成長していきたい。
最後に
この選考ど真ん中という時期に、このような自己の欠点を晒して、馬鹿じゃないかと思う人はいるかもしれない。
けど、今日僕と面接してくれた とある会社のCTO が、うちの会社はデータ分析の理解を広げようとしている段階で分析に理解がある環境とは言えないし、分析エンジニアが数人しかいないということを正直に教えてくれ、かつデータ分析の理解が全社的に浸透していて、データマイニングの専門家がたくさんいるような他社のほうが、その道のスペシャリストになるためには最短なのかもしれないと僕のことを思って考えを述べてくれたように、
そのCTOのように、僕も素直に生きていきたい!と改めて、思ったのでエントリーするに至った。
だから、今後の選考においても、明らかに第一志望ではない会社には、
「御社は第N志望です!」と言える馬鹿正直な男でありたい。
そんな馬鹿正直な男を肯定的に受け取ってもらえる会社がきっと、本当の意味で風通しが良い会社なのかもしれない。そんな風通しが良い会社に行きたいと思っている今日この頃である。
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